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長崎で住宅設計を中心に設計活動をおこなっている三浦設計のブログです。仕事だけでなく、趣味やそのほかのこともつづって、楽しめるブログにしたいとおもいます。ホームページはこちら http://miurasekkei.jp
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7年ぶり
mokuzo

先日オープンハウスをさせていただいた際、たくさんの方々にご来場いただきました。ありがとうございました。

じつは木造住宅の設計、なんと7年ぶりでした。長崎という地域がら、台風のことを考えると、やはりRCにかなうものはありません。場所によっては、なんとしてもRCでなければということも多く、なかなか木造を採用することが少なかったのが大きな理由でした。

今回は木造かRCかちょっと迷う地域、海のそばではないものの、高台にあるため、風そのものは割と強いのではないかと予想されました。ただ、住宅地で周りにも家があるため、風が建物に直接あたることはないだろうということで、クライアントの意向もあり木造を採用しました。

しかし、いまどきの木造住宅は四角いデザインのどこにも木造らしさのない家やハウスメーカー等の全国統一デザインのもどき壁のものばかり。残念ながら、それらの家にはなんとなく違和感があるのです。
せっかく木造で建てるのであれば、木造らしさを前面にだしていきたい。外部には木を取り入れたいし、内部はできれば芯壁構造として、木がささえている家であることを実感できるものにしたい。こどもたちが木の家に住んでいることを無意識のうちに感じていられる家であればいいとおもうのです。

そんな思いもあり、法規制で防火性能のあるサイディングを採用しながらも飛来物対策の雨戸の鏡板やバルコニーの手すり子に木を採用し、玄関周りも木を生かしたデザインにしたつもりです。室内では1階はほぼ芯壁づくりの漆喰仕上げにさせていただきました。2階はというと、総杉板張り!汚れ防止に部分的にオスモワックス仕上げとしています。

このような甲斐もあり、新築であるにも関わらず、新築独特のいやなにおいは一切感じず、家の中にいてとても快適で、オープンハウスにお見えになった方たちも、のんびり見学をしてくださってました。
しかし、このような家が設計できるのは、オーナーご自身が同じような考えをもってくださっているからこそ!

床は30ミリの杉板で傷がつきやすいし、2階に使用している杉板も当然、傷はつきやすいのです。
漆喰のかべはビニルクロスと比べるとデリケートですし、防腐加工をしている外部の木にしてもノーメンテナンスではないのですから。そのあたりをご理解してくださって、このような家を設計する機会を与えてくださったオーナーに対して本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今日は引き渡しで小学生のお嬢さんを連れていらっしゃってましたが、こちらで大人たちが引き渡しの書類等をやりとりしている間、退屈しのぎに引っ越しに合わせて導入された大きな液晶テレビを、杉のローリングにねっ転がって見ながら、突然、「きもちいいねえ」と一言。お父さん、お母さんと現場監督とぼくの目がお嬢さんへ!みんなでほっとして笑った一瞬でした。

明日からは引っ越し!この家でたのしい時間が増えてくれたらと願うばかりです。

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